第1章 憂鬱、混乱、そして出逢い
新八「でも仮にこの時代で生きていくとして、行く宛あるんですか?」
「いえ…まだ何も。一先ず新撰組の屯所の方で泊まらせて貰ったけど、ずっとこのままでいる訳にも行かないし、困ったものですね、はは…」
一番問題の所を突っ込まれもう笑うしかなかった。
何にせよ、働く所を決めないと行けない。
出来るだけ迷惑は誰にも掛けたくないけど、この状況だと
誰かに助けてもらわないとどうしようも無いのが現状。
神楽「銀ちゃん、天音ちゃん可哀想アル。何とかしてあげたいネ。」
神楽ちゃんがそう言ってくれて思わず涙が出そうになる。