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Bitter Sweet【気象系BL小説】

第1章 A×S【不規則な】session 1







翔ちゃんが好きなとこって
一体どこなんだろう…?


俺、翔ちゃんとたくさん
過ごしてきたのに
全っ然知らないや。



「…動物園?
映画館…水族館、公園…。」



遊園地は遠いし
何よりお金がかかる。

しかも混んでる。


その辺ぶらぶらでも
いいかなあ。



「…よし、ぶらぶらに
決めたっ!」



一時間もかけて出た
結果がコレ。


…まあ、俺らしいよね?

翔ちゃん…
変わってるかな。


彼女とかできてたら
告白するのやめよっかな。

もう一度告白するつもりなんだけど
どうするのがいいんだろう…。

さらっと言う?
ちゃんと言う?


翔ちゃんの返事は
いつだっていい。

でも、できれば
すぐほしい。


男から告白なんてされたら
躊躇うのは当たり前なんだけど。



「翔ちゃん、好きです…かあ。」



予行練習って、
大事だよね?


馬鹿な俺でも、
それくらいは
わかるんだよ。


大事な人のためだもん。

俺のこれまでの人生の
三分の二は翔ちゃんがいるんだ。
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