第4章 navy blue scene1
家につくと、なにもする気が起きなかったので、酒を飲んだ。
そのまま、電気もつけずソファで飲み続けた。
雅紀からの返信がなかったので、晩飯の準備もする気にならなかった。
テレビも点けず、部屋の灯りもつけず。
ふと気づくと、月が出ていた。
リビングのカーテンの間から、光が差し込んでいた。
ふらふらと立ち上がり、カーテンを開ける。
最初にみた、雅紀の足が鮮明に思い出された。
月を見ながら、なぜだか急に俺は昂ってきた。
月光が当たった雅紀の足を思い浮かべ、自分自身に触れる。
異様な高ぶり方だった。
もうわけも分からず、ファスナーを開け、自分を取り出し扱く。
息が荒くなる。
でも止められない。
雅紀の肢体をキスを思い出し、俺は扱き続けた。
「っ‥はぁ…」
普段なら出ない声が出た。
そのくらい、気持よかった。
「くっ…あっ…雅紀っ…」
自分の声も、また自分を昂ぶらせる要素になった。
俺は窓辺に立ったまま、果てようとしていた。
「松潤…?」
振り向くと、雅紀が立っていた。
慌てて背中を向け、自分を鎮める。
「お、かえり」
声が上ずった。
「ごめん。変なとこ見せて」
雅紀は何も答えない。
「俺、ちょっと風呂入ってくる」
ファスナーを無理やり上げ、雅紀の横をすり抜ける。
その瞬間、腕を掴まれ引き寄せられた。
気が付くと、俺は雅紀の腕の中にいた。
すぐに雅紀の顔が近づいてきて、俺達はいつものじゃないキスをした。
唇をすぐに、雅紀の舌が割って入ってきた。
俺の舌を絡めとると、すぐに絡みつかせる。
唇で俺の舌を扱くようにすると、そのまま口の奥まで舌を突っ込んでくる。
突然の快感に俺は、すぐに息があがる。
「はっ…ま、さき…」
さっきすでに達しそうになっていたので、もう限界だった。
「駄目だって。俺…」
「松潤…ごめん」
そう言いながら、雅紀の手が俺の下半身に伸びてきて、俺を掴んだ。
「あっ…ダメだって…雅紀」
そのまま雅紀の顔が移動して、服の上から俺の乳首を弄る。
「ああっ…まさ…ダメ…」
俺はもう立っていられないくらいの快感で、フラフラしていた。
「もうイクから…離して…」
でも雅紀は離れない。