第24章 Coke+シーモスscene2
憂いのある横顔だったから。
相葉さんは俺を見ると、にこっと笑った。
それはいつもの笑顔で。
どうしたんだろ…
なんか悩みでもあるのかな。
俺は相葉さんの隣に座って、伺いみた。
「なに?どうした?和」
そう言って俺の頬を躊躇なく触った。
ちょっとびっくりした。
こんなに気安く触られたことなんてなかったから。
「あっ…ごめんっ…いつものクセで…」
「クセ?」
そう言うと相葉さんはふっと笑った。
「なんでもない。ごめん」
なんだか乗ってこない。
どうしたんだろ。
本当に様子がおかしい。
「和…今日いいの?」
そうストレートに聞かれてものすごく動揺した。
「えっ…えっ…」
後ろで翔さんの笑い声がした。
「雅紀、ストレート過ぎだろ…」
俺達に飲み物でも用意してくれたのか、手にカップを持っている。
「あ、うん…なんかごめん…」
翔さんはいつもの翔さんだけど、相葉さんの様子がおかしかった。
翔さんは、俺たちにコーヒーを淹れてくれた。
いい香りが漂う。
カップを手にとって、一口含むとちょっとだけ落ち着いた。