第24章 Coke+シーモスscene2
部屋のチャイムを押すと、スピーカーから翔さんの声が聞こえた。
「和也です…」
そう言うと、オートロックのドアが開いた。
これから何が起こるかわかってるんだけど。
でもそんなのそぶりも見せないようにしてる。
でも期待で俺の股間はちょっと盛り上がってた。
これからまたあの気持ちイイことがしてもらえるって。
いやいや…
俺は単純に遊びに行くんだ。
ただ、それだけだよ?
誰に言い訳してるのかわからないけど、とにかく俺は期待なんかしてない体でないとだめだ。
そうじゃないとなんかダメだって俺が思ってる。
部屋のチャイムを鳴らすと、すぐにドアが開いた。
翔さんが俺を迎え入れてくれた。
「お疲れ。荷物持とうか?」
「ううん。大丈夫。ありがとう」
にっこり笑って言うと、翔さんは笑った。
…なんだ。変わりないじゃん…
ここ数日の疎外感は一体なんだったんだろう。
映画の撮影期間はそれほど気にならなかったけど。
落ち着いてみると、二人の様子はなんだかおかしかった。
浮かれているかと思えば、深く沈み込んだり。
リトマス試験紙を見ているようだった。
リビングに入ると相葉さんがソファに座っていた。
片方の膝を抱えながら俺を見た。
なんだかドキっとした。