• テキストサイズ

カラフルⅠ【気象系BL小説】

第22章 オレンジscene1


「先生…あのね…俺、がんばるね?」


「え?」


「絶対10位に入るから…」


「いや…お前…」


「やる!先生が言うなら、俺、やるから!」


「え?」


二宮は、とろけるような笑顔を俺に向けた。


正視してられなくて、前を向いた。


俺の顔、真っ赤かもしれない。


「な、なんで今までやらなかったんだよ…担任の時だって言ってただろ?」


「だって、ご褒美なかったもん」


あっさりと言い切った。


な、なんだこいつゲンキンな…


「ご褒美ったってお前、俺にできないようなこと、いうなよ?」


「大丈夫。先生さえ居てくれればいいから…」


「え?もう決まってんの?」


「うん…」


「なんだよ?言えよ」


「だめ。言わない」


なんだよ…かわいいじゃねえか…


今日の二宮はだぼだぼの上着にジーパンで、ぱっと見、男か女かわからない。


その顔のかわいらしさで、女の子にみえるくらい可愛かった。


反則だよ…


そんな可愛いふりして。


潤んだ目で俺を見上げて。


どうして欲しいんだよ…俺に。


「先生、約束忘れないでね?」


ダメ押しの一言を言われた。

/ 1124ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp