第20章 ポンパドールscene1
翔さんの顔が快感に染まる。
「智くんの舌…ヤバい…」
いつも取り澄ましている翔さんの口から、こんなセリフが聞けるなんて。
面白い…面白いぞこの状況…
雅紀がそれをみて、羨ましそうな顔をしている。
いやらしい音を立てて、大野さんが翔さんを舐めている。
雅紀は翔さんへ顔を近づけていった。
気づいた翔さんも顔を近づけていく。
二人は大野さんの身体越しに唇を重ねた。
「おっ…お前ら…」
どうなってるんだコイツら…
ぴちゃぴちゃと水音を立てて、二人は唇を貪っている。
普段の俺たちよりも激しいキスをしている。
ひょっとしてコイツら。
ドスケベ…?
「松潤、リーダーに入れたい…」
「え?」
「練習、させてよ…」
雅紀が甘えた声で言ってくる。
「えっ…でも…」
「下心はないから…」
いや、思いっきりあるだろ。
大野さんは翔さんから口を離してこちらにすごい勢いで振り向いた。
「まっ、雅紀のばかっ!」
「えー?だって練習させてくれるんでしょう?」
忘れてた…こいつは絶倫なんだった…
つまり、スケベだ。