第20章 ポンパドールscene1
「智…どっちとキスしたい?」
「あ…潤…酷い…」
泣きそうな声をあげるけど、さっき散々おちょくったのはお前らだ。
許してやらない。
「翔さん、シて?」
「あんっ…やだぁっ…潤のばかぁっ…」
その姿がそそるってこと、わからないの?
俺に扱かれながら、誘惑してるんだよ?
翔さんがゆっくりと大野さんへ近づく。
跪いた姿勢で、大野さんの顔を両手で包み込んだ。
そのまま翔さんは唇を大野さんへ重ねた。
「っ…しょ…く…っ…」
抵抗するけど、翔さんの唇は離れない。
舌が見えたから、もう翔さんも止まらないだろう。
「雅紀、来いよ」
そう言ってベッドの上に雅紀を呼ぶ。
雅紀がおずおずとベッドに乗ってくる。
俺はローションを取って、雅紀の手に塗りたくった。
「ほぐせよ」
「え?」
「勉強するんだろ?参考になるよ」
「松潤…」
呆れたような顔をした。
でもお前も同罪だ。
雅紀はそのまま大野さんの後ろの口へ手を這わせた。
大野さんの身体が揺れる。
俺は大野さんのモノを扱きながらその風景を眺める。