第20章 ポンパドールscene1
笑っていたら、大野さんの腹がぐぅと鳴った。
またそれで笑って、俺たちは夕食を取ることにした。
準備が途中だったから、それを雅紀と俺で再開して。
大野さんと翔さんはソファに座って、なにか話し込んでた。
深刻な感じじゃなかったから、ちょっと安心した。
準備ができて、雅紀が持ってきた白ワインのボトルを開ける。
一本じゃ足りなくなって、俺のとっておきの赤も出した。
四人で腹がいっぱいに飲んだり食べたりした。
ここにニノが居ないのが不思議な感じだった。
そのくらい、いつも通りの俺らだった。
だいぶ、酔いが回ってきた頃、雅紀が俺に耳打ちしてきた。
「ねぇ…そんなに飲んで大丈夫?」
「なにが?」
「だって、見せてくれるんでしょ?」
「え?」
「セックス」
「ええ!?」
大真面目な顔をしている。
「いや、お前…あのなぁ…」
「だって、俺ら勉強しなきゃいけないんだよ」
「いや、まあそうだけど…」
「どんだけサンプルはあってもいいんだ。頼む。松潤」
片手で拝まれた。
いや、お前だって…
あの雰囲気のあとで、俺と可愛い子ちゃんが睦む姿なんて…
どういう神経をしているんだ‥