第20章 ポンパドールscene1
「好き勝手なこというな~…」
俺の可愛い子ちゃんが、いつのまにかリビングの扉の隙間から俺たちを見ていた。
「り、リーダー!」
「大野さん…」
「潤…お前…」
やばいこれは怒っている…
「なんで一人で何もかも決めるんだよ…俺の意思はどこにあるんだよ…」
「ごめんって…」
「だいたい、雅紀も翔くんもなに!?自分勝手だよ…」
「い、いつから聞いてたの!?リーダー」
「ほとんど全部だよ!バカ!」
「あわわわ…」
雅紀が俺の後ろに隠れた。
服の裾を掴むと、俺に言った。
「り、リーダー怒ってるからフォローしてっ!」
「アホかおまえ!お前らのせいだろが!」
「なんなの!?ニノのことなんだと思ってんの!?」
「大野さん、落ち着いて…」
「あんな嵐思いのやついないのに…」
そういうと、またリビングに沈黙が訪れた。
「ごめん…リーダー…」
雅紀がうなだれた。
「ニノを傷つけないで」
「大野さん…」
「ニノを傷つけたら許さない」
「リーダー…」
「絶対にお前ら許さないからな…」
初めて見る激しさだった。