第20章 ポンパドールscene1
俺と雅紀は夕飯の準備を始めた。
ドラマの撮影の合間だったから、とても疲れているみたいだけど、こうやってることが息抜きになるみたいで。
とても楽しそうにしていた。
「ねえ、雅紀。最近痩せすぎじゃね?」
「そう…?」
「ドラマの悩みでもあんの?」
「いや…そっちじゃない…」
そっちじゃないってことは、やっぱり恋の悩みなんだろうか。
雅紀は大きく溜息をついた。
「恋…?」
俺は思い切って切り込む。
「ええっ!?」
あからさま過ぎて拍子抜けする。
バレバレ。
「そっか…相手はニノ?」
「ええ!?」
「で、翔さんもニノが好きなんだよね?」
「ええええ!?」
「で、今なんで翔さんとつるんでんの?」
そういうと、雅紀は床に崩れ落ちた。
バレバレだってこと、なんで気づかないんだろう。
「な、なんで分かったの?」
まだいうか…この素直な男は…
「勘だよ。勘」
「松潤、すごいねぇ…」
お前らがガード甘いんだよ…
「で?なに?告るの?」
「いっ…いやぁ…」
目が泳いでる。
こんな時は、あまりよろしくないことを考えている時だ。