第19章 シーモスscene1
「来て?」
俺たちに向かって手を伸ばした。
俺は右手を取った。
雅紀は左手を取った。
「なんか、お姫様みたいだね、俺」
そう言ってカズヤは笑った。
俺は手の甲にキスをした。
雅紀を見ると、同じことをした。
俺と雅紀は目を合わせて笑った。
これで緊張が解けた。
「よろしくお願いします。カズヤ」
「ふふ…こちらこそ。イタダキマス」
そういうと、俺に顔を寄せてきた。
あのキスがくる。
それを思うだけで高ぶった。
唇が合わさってぴちゃっと水音がした。
カズヤの舌が俺の唇を舐めた。
ゾクゾクっと背中に快感が走った。
カズヤの手が、雅紀の股間を弄る。
「あっ…カズヤ…」
堪らず快感の声を雅紀が上げる。
カズヤは唇から口を離すと、俺の首筋を舐めた。
ツツっと舌が滑っていく。
「っ…カズヤ…」
「もっと…名前、呼んで?」
「カズヤ…」
カズヤはそのまま、胸をたどり俺の乳首を口に含む。
「カズヤっ…ぁ…」
気持ちよすぎて、声が掠れた。
その時、雅紀も俺の乳首を舐めに来た。
カズヤがそれを見て、微笑んだ。
「お兄さんたちも愛し合ってるね」
生意気を言った。