第19章 シーモスscene1
「お兄さんたち、やっぱノンケなんだね…」
そういうとくっくと笑った。
「おもちゃも使い方次第だよ?」
そういうと雅紀を見上げた。
ぺろっと雅紀の顎を舐めた。
「暫くネコだったんなら、そろそろ入れたいよね?」
「えっ!?」
「俺のこと、欲しくない?」
「だっ、だめだろ!パパがいるのに!」
「俺のキス、気持よくなかった?」
雅紀の顔が一気に赤くなる。
俺も思い出して赤くなった。
カズヤは俺と雅紀の顔を交互にみて、満足そうに笑った。
「教えてあげるよ。俺たちのセックス」
そういうといたずらっぽく笑った。
その顔は今のニノにそっくりだった。
カズヤがシャワーを浴びているあいだ、俺たちは無言だった。
耐えられない沈黙を破ったのは、雅紀だった。
「もしかして、カズヤ、俺たちに予行練習させてくれようとしてるのかな…?」
「えっ?」
「好きでもない俺たちとセックスしてくれるなんて…理由がわからないから…」
「まあ、そうだな…」
「俺たち、大人だし、断ったほうがよくない?」
深刻な顔をしている。
「雅紀…」