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カラフルⅠ【気象系BL小説】

第19章 シーモスscene1


俺は正直に話した。


「実はね、俺と雅紀で練習してるんだ。セックスの」


「え?練習?」


「そう、実戦で。こんなの他の誰にも頼めないだろ?だから俺と雅紀でやってんの」


「凄いね…そんなに好きなんだ、その人のこと…」


「カズヤが生まれたときくらいから好きなんだよ」


そういうと、カズヤは絶句した。


「マジで…?」


「マジだよ。だから俺たちは慎重なんだよ…」


「ほんと、凄いね…お兄さんたち…」


そういうと、少し影のある顔をした。


「羨ましい…その人…」


「え?」


「なんでもない。そっか…凄いね。ほんと」


そういうと立ち上がって、窓辺に立った。


「いいね…ほんと、そういうの」


少年らしい背中が淋しげだった。


「で、何を困ってるの?」


真剣な顔で振り向いた。


「うん…そのね…雅紀がネコなんだけどね、痛がるんだよね」


「え?」


「もう何回かやってるのに、入れたら痛がるんだ」


「痔じゃねえの?」


「ちっ!ちがうわっ!」


大人しく聞いていた雅紀が立ち上がった。


「ちゃんと医者いって確認してきたわっ!痔じゃねえよ!」


そういってカズヤに詰め寄った。


「雅紀…やめなさい…」


俺は脱力した。

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