第19章 シーモスscene1
強引に雅紀の口を、唇で塞いだ。
言葉を飲み込んだ雅紀は、俺の身体に手を巻きつけてきた。
深いキスをした。
一回、イってしまった俺にはもうなんでもないことだった。
カズヤのキスを思い出して、それに倣ってみた。
雅紀は気持ちよさそうに喘いだ。
「翔ちゃん…それエロい…」
雅紀も箍が外れたようだった。
二人で耽溺した。
画面のカズヤはまたパパに貫かれていた。
「翔ちゃん…もっとシて…?」
唇を離すと、すぐ吸い付いてくる。
「これ以上やると止まんなくなる…」
やめる気なんてないのに、そう言ってみた。
「ヤダ…やめたくない…」
予行練習のはずなのに、俺たちは本気になっていた。
「でも…どうする?…雅紀」
「なにが…?」
キスをやめることなく、合間合間に囁くように喋る。
「どっちが入れる?」
「俺、翔ちゃんに入れたい…」
「俺だって雅紀に入れたい」
下半身が疼いてしょうがない。
新しい快感への期待が膨らむ。
息が上がる。
雅紀の息も荒い。
二人の欲望は留まることを知らなかった。