第19章 シーモスscene1
雅紀の目が潤んでいた。
テレビからはカズヤの喘ぎ声が一層大きく聞こえている。
不思議な風景だった。
俺に抱きついている雅紀、ニノの声をもつ少年。
そして、勃起している俺。
カオスすぎて思考ができなくなっていた。
これから俺たちがやろうとしていることなのに。
その時、画面のなかのカズヤが達した。
とても気持ちよさそうに痙攣している。
パパはそれを満足そうに映像に収めている。
パパの手がカズヤの尻を撫でているのを見て、なんだか知らないが猛烈に欲情した。
ニノの尻を撫でる自分を想像してしまったからか。
もうイキたかった。
雅紀も画面に釘付けになってた。
同じことを思っているんだろう。
息が荒い。
俺は抱きついてる雅紀のジャケットの内側に手を入れた。
厚手のシャツの上から雅紀の乳首を探す。
「あっ…翔ちゃん…」
少し身を引いたものの、嫌がってはいない。
「いいだろ…雅紀?」
雅紀の耳元で言った。
そのまま耳たぶを甘咬みして答えを待った。
「えっろ…翔ちゃん…」
そういうと、雅紀は顔を赤らめた。