• テキストサイズ

カラフルⅠ【気象系BL小説】

第19章 シーモスscene1


絶頂の波がくるころ、俺たちは止まった。


それ以上は進めなかった。


雅紀の口角に溢れる唾液を指で拭った。


雅紀も舌で俺の唇から漏れる唾液を拭った。


そのまま雅紀の手を引いてリビングへ行った。


ソファに並んで座ると、息を整えた。


「DVD、見てみる?」


何をしていいかわからなかったから、とりあえず言った。


雅紀は無言で頷く。


そのままセットして、また雅紀の隣に戻る。


ソファの正面にあるテレビに二人で見入る。


それはカズヤの自宅のようだった。


いわゆるハメ撮りってヤツだった。


相手は「パパ」だろう。


驚いたことに、パパは俺らとさほど変わりない年齢に見えた。


むしろもっと若い。


色白のカズヤと少し肌が浅黒いパパ。


映像は早速ベッドの上で絡み合う二人を写した。


不思議と嫌悪感はない。


カズヤがニノに似ているからか。


浅黒いパパの身体が、鍛えぬかれた鋼のような身体だったからか。


カズヤの上で、パパが律動している。


カズヤの喘ぎが、テレビから聞こえてくる。


ニノとそっくりの声は俺たちの脳髄を直撃した。

/ 1124ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp