第18章 ミントscene1
「痛いの…痛い…」
「俺は痛くないよ?」
見え透いた嘘をつく。
本当は俺だって痛い。
でも和也の涙がみたいから続ける。
「いじわるしないでぇ…お願い…」
痛みに耐えて、閉じた目の端から涙がどんどん溢れてくる。
俺はそれをみて満足した。
コンロのそばに置いてあるオリーブオイルを取って、手に塗り付けた。
和也の後ろの口まで手を伸ばすと、入ったまま口の周りに塗りつける。
そのまま少しずつ抽挿を繰り返す。
熱中していると、和也の口が俺の唇を塞いだ。
「智…俺のこと見て…?」
潤んだ目で俺を見る。
「好き…智…」
「ん…俺も…好きだよ…和也…」
和也の中がぎゅっと締まる。
だいぶ滑りが良くなったので、俺は思いっきり和也の奥に腰を打ちつけた。
「あぅっ…」
そう短く叫ぶと、身体がひくついた。
「お前…もうイったの?」
和也は射精せずにイクことを最近覚えた。
「違うもん…」
あきらかに上体の力が抜けていく。
「お前…」
置いて行かれた怒りが沸いてくる。
同時に、こんなことでイってしまう身体を作り上げられたことに喜びを感じる。