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夏休み(完結)

第3章 嫉妬


私は逃げた。

泣きたくなった。

絵美が…絵美がッ!……


校舎裏で泣いていると誰かが歩いてきた。

花を踏んで、土だらけのローファーの男の人。

頭をあげると



築山君がいた。

あのいつも一緒に学校に行っていたあの築山君。

あのいつも私にだけ笑顔を向けていてくれた築山君。



今は私を化け物を見るような目で見ている。


「違う!誤解なの築山君!」
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