第3章 嫉妬
絵美………
絵美が入った場所は準備室。
誰もいない埃被った汚い部屋だから先生も滅多に来なかった。
だけど、
今回は2人の人がいた。
一人は絵美。
もう一人は
絵美が…………………………………二人?
会話を耳に傾けた。
「おねぇちゃん、やっと築山君と付き合えるね。」
「うん、作戦成功」
「築山君は池田に裏切られたと思って別れるって言ってた」
「お姉ちゃん、最低~」
「築山君を手にいれらたのなら、最低で良いかも?」
「てか何で友達のふりとかしてたの?」
「『信頼』って必要だと思わない?」
「あぁ~」
「まぁ、今回はありがとね、奈々子。」
「お姉ちゃんのためなら何でもするよ、
絵美お姉ちゃん?」