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夏休み(完結)
第3章 嫉妬
私は学校に着いた。
この悲しい話を絵美に今すぐ聞いてほしい。
今日は汚れてない机に鞄を置いて絵美に話しかけた。
「絵美……」
「そ、天!泣いてる?」
「築山君がぁ~~~!!!!」
私は今朝会ったことを全て絵美に話した。
「そっか………可哀想に…………」
絵美の目には闇が宿っていた。
「私がいるから、大丈夫だよ!その子、絶対こらしめてヤるから!」
「絵美………」
そう言うと絵美はすっと立ち上がり廊下へ歩いていった。
私は何秒か後に出来心で絵美の後を追っていった。
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