• テキストサイズ

夏休み(完結)

第3章 嫉妬


私は学校に着いた。

この悲しい話を絵美に今すぐ聞いてほしい。

今日は汚れてない机に鞄を置いて絵美に話しかけた。

「絵美……」

「そ、天!泣いてる?」

「築山君がぁ~~~!!!!」

私は今朝会ったことを全て絵美に話した。

「そっか………可哀想に…………」

絵美の目には闇が宿っていた。

「私がいるから、大丈夫だよ!その子、絶対こらしめてヤるから!」

「絵美………」

そう言うと絵美はすっと立ち上がり廊下へ歩いていった。

私は何秒か後に出来心で絵美の後を追っていった。
/ 33ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp