第4章 歩み寄る黒い影
本部倉庫にて―――
「?やぁ、君か。」
調査兵団服を着た男がコウモリを見て言った。
「留守番してろって言ったのに。誰かに見られたらどうするの?…え?(笑)うん、そうだね(笑)
凄く良かったよ…
エレンくんの血(黒笑
見つけてくれてありがとね(笑)
え?(笑)もうちょっと待ってよ(笑)
色々準備もあるし、それにまずはエレンに好きになってもらわないと。
何でかって?決まってるじゃん!
連れていきやすくするためだよ?(笑)
だから、もう少し待って、そしたら、美味しい血がいっぱい飲めるから(笑)」
そう言って男は割れたカップを捨てた。
そして、急に表情が暗くなった。
「それとさ、エレンに付いてる男のこと調べてくれない?邪魔なんだよね(笑)僕のものに触られたくないし(黒笑
よろしくね!」
そして男は倉庫から出ていった。