第4章 歩み寄る黒い影
リヴァイside
リ「エルヴィン、入るぞ。」
エル「あぁ。」
エレンを連れて、エルヴィンの所へ来た。
エル「遅かったな。ん?エレンも来たのか。」
エ「あ、はい…」
また、あの男が来たら困るから連れてきた。
リ「書類は?」
エル「あぁ、これだ。少し多いが…」
リ「いつも多いが?」
エル「…そうだな…」
エレンはずっと表情が暗いままだった。
それに気づいたのかエルヴィンが声をかけた。
エル「エレン?なんかあったのか?」
エ「い、いえ…」
リ「…」
エル「リヴァイが何かしたか?(笑)」
エ「っ…」
エル「分かりやすいな、君は(笑)」
エ「あの…お客さんでも来たんですか?」
急に変な事を聞き出した。
エル「いや?来てなかったと思うが?」
エ「…」
リ「何故だ?エレン?」
エレンの質問の意味が分からなかった。
エ「いえ、さっきの人たくさんカップを持ってたから。ただ直しに行ってただけですかね(苦笑」
さっきの…アイツか…
…なんかまた腹立ってきた…
リ「エルヴィン、もう行く。」
エル「あぁ…」
エ「失礼します!」
そう言って部屋を出た。