第4章 歩み寄る黒い影
エレンside
ボーと考えていると、
チクッ
エ「いっ!」
指を切った。
血が出てきた。
エ「あ…」
「だ、大丈夫!?ちょっと手貸して!」
エ「え?」
そして、手を取ると血を舐めてくれた。
くすぐったい…
チュウ…
エ「あ、あの!きたないですよ!?」
やめようとしない。
なんで?
エ「あ、あの!」
「あ!ごめん!もう止まったよ?大丈夫?」
エ「あ…本当だ。」
普段より治りが早い…
「ごめんね、僕のせいで…手伝ってくれてありがとう!君、エレン君だよね?」
え?何で俺の名前…そっか…俺、巨人化するから有名なのか。
エ「はい!」
「ほんとありがと!また今度ね!」
エ「いえ!大丈夫です!はい、また!」
なんか、いい人そうだな…
「エレン…」
ビクッ
え?この声…
リ「誰だ?アイツ…」
何でここに…