第4章 歩み寄る黒い影
リヴァイside
あ…しまった…エルヴィンに書類取りに来るように言われてた。
すっかり忘れてしまっていた。
本部へ向かおうと廊下を歩いていると、
エ「あ、リヴァイさん!」
可愛い声が聞こえてきた。
エ「どこへ行くんですか?」
リ「本部だ。エルヴィンの所に書類を取りに行く。」
エ「だったら俺行きます!リヴァイさんはここにいてください!」
?何故だ?
リ「?」
エ「あ、えーと…その、アイツらの掃除とか見ていた方がいいんじゃないかなって…」
コイツ1人では危険じゃないか?
いや、でも、今は昼間だ。
事件が起きているのは夜か。
リ「…じゃあ、頼んでいいか?」
エ「はい!」
そう言ってすぐに掃除用具を片付け、外へ出ていった。