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【おそ松さん】六つ子とサバイバル

第2章 愛しい人を脳裏に映しつつ……


トド松「はーい、そこだと腰痛めちゃうから」

いきなり、トッティにお姫様抱っこされて驚くけど、トッティは涼しい顔で私をベッドまで運ぶ。
この時になり、あぁトッティってやっぱ男の子なんだなぁと実感した。

「ごめんね、トッティ。何も知らなくて……」

トド松「ん? いいのいいの!」

トッティは、満面の笑みで笑ってくれた。
そのまま、トッティは慣れた手つきで私のズボンと下着を脱がしていく。
そして、足を開こうとした時、咄嗟に閉じようと力を入れてしまった。
やっぱり、見られるのは恥ずかしい。

トド松「ちょっとー?」

「たっ、たっ、たんま。や、やっぱ恥ずかしいし、その!」

すると、トッティに秘豆を擦られ、足の力が抜けてしまう。
その瞬間、思い切り足を開かれ、間にするりとトッティが入り込んできた。

「や、やだ! 見ないで!」

初めて見られた事に、恥ずかしさで顔が赤くなる。
必死に手で隠すけど、トッティは退けようと手を捕まれ、あっけなく手はどかされてしまった。

トド松「も~、邪魔するなら腕縛るよ?」

「ご、ごめん……。で、でも恥ずかしいし」

トド松「ったくもー、あぁもう幸せだなぁ……!」

トッティに抱きつかれ、ぎゅっと抱きしめられた。
その時、どうしようもなく愛おしくなり、私も抱きしめ返して目をつぶれば、そこには何も見えなく……。
確かに感じるのは、トッティの温もり。
私も、幸せ……。

トッティに言おうと思い、口を開きかけたその時……。

いきなり、乱暴にドアが開いた。

「御用改であーる!! 裏切り者をひっ捕らえろー!!」

そう、高らかに宣言して部屋の中に入ってきたのは、真っ赤な髪の男の人。
トッティと髪型は一緒で顔も一緒。
なのに、髪色だけ違う。
後、ちょっと目つきが違うかなぁ?

って、そうじゃない!! 完全にヤってることバレちゃってるよ、恥ずかしい……!!

トド松「帰ってよ、おそ松兄さん!! 折角いいとこだったのに!!」

そう言いながら、トッティはお兄さんから見えないよう、布団をかけてから離れていく。
トッティの優しさに胸を打たれつつ、投げてくれた服を急いで着た。

おそ松「うわぁ、かんわいい子だな~」
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