第2章 ひとつめ。
一松「・・・・・・いいの。
このバカ行かせて。あの子に、何するか解んないよ」
チョロ松「そうそう。
一松の言う通りだよ、十四松。この人が名無ちゃんの寝込み襲ったりする可能性も無くは無いよ?」
おそ松「おーいお前らお兄ちゃんをなんだと思ってんの?
そこまで落ちてないからね?俺そこまで飢えてないからね!?
つーかシコ松に言われたかねえし!!」
チョロ松「シコ松言うなしバカ長男!
あんたよりは節制弁えてるっつの!!」
おそ松「はあー?
節制弁えてるんなら、なぁんで勝手に人のエロ本持ってったんですかぁ??」
チョロ松「な・・・っ!?
こ、っの・・・クソ兄貴・・・!!」
カラ松「フッ・・・落ち着いてくれブラザー達。身内の争いは何も産み出さなi「「黙ってろ中二病!!」」あ、はい」
トド松「あーあ、また始まった・・・」
ぎゃーぎゃー!!
始まるいつもの喧嘩。
まあ、いつもやってるし。
みんな元気だね!
おれも混ざろっかなーって思ってたら、一松兄さんがおれの方を見てきた。
なんだろ?
一松「・・・ほんとに、いいの。
うるさくなると思うけど」
十四松「うるさいくらいでちょうどいいと思う。
なんかね。名無ちゃん、このまま独りぼっちにさせたくないなーって思って」
兄さん達のケンカを眺めながら、一松兄さんにそう言った。
一松兄さんは「ふーん・・・」って言って、なんか納得してくれたみたい。
また、名無ちゃん笑ってくれたらいいなあ!