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【おそ松さんR18】君がため

第36章 君がくれる口づけは《カラ松END》




「痛ッ……!!」


突然、髪の毛を束にして掴まれ、ぐいっと引きずり上げられた。

カラ松くんは、わたしの顔にぐっと顔を近づけて、狂気を孕んだ目を細める。


カラ松「…でも、もうその手には乗らないぞ、さくら?」


カラ松くんの瞳の中に、青い光が見えた。

以前は、広大な海のようだと、どこまでも続く果てのない空のようだと、そう思っていたその青が……今は、冷たい氷の色に見えた。


「…っ、カラ松くん……」

カラ松「もう逃がさない。もう離さない。これからは、ずっと2人っきりだよ、さくら……」


カラ松くんの唇が、わたしの唇に重なる。

重なった瞬間、カラ松くんの舌が、わたしの唇を割って、口内へ侵入してくる。

まるで口を食べられているかのような感覚に、身体がふるふると震える。

いつもは幸せを感じるキスでさえも、今は恐怖しか感じない。


わたし、これからどうなっちゃうの……?

もう一生ここから出られないの……?


「んんっ…んぅ…あ」

カラ松「やらしい声……ここの声、下にきこえないから、思う存分声を出していいぞ、さくら」


カラ松くんの手が、わたしのブラを上へずらし、乳房を激しく揉みしだいた。


「やっ…あ! あう…」

カラ松「手錠をされて鎖で縛り付けられたさくらを見てると……俺のものって感じがして、すごく興奮する」

「…ぁッ、んあっ…ん! カラ松く…んっ…」


カラ松くんは、わたしのスカートの中に手を入れて、脚の付け根をさわさわと撫で回した。

快感とくすぐったさの入り交じったものが、身体の奥からこみ上げてくる。


「それっ…あ、なんか…ああっ、変なかんじ…するっ」

カラ松「じれったいのか? もっと、ちゃんとシてほしい?」

「んうっ……ひ、ひどい……!」


わたしのその言葉を肯定と取ったのか、カラ松くんは、わたしの下着を取払い、脚を掴んで大きく広げた。


「はっ、はずかしい…」

カラ松「そうだな、恥ずかしいな。こんな大洪水を晒して」

「いやあ…っ、言わないで」


カラ松くんは、わたしの太ももの内側に、舌を這わせた。

肌を舌で舐めたり、唇でこすりあげたり、甘噛みをされたりする。


こんな状況でも、わたしの身体は、とても素直で。

焦らされて熱がくすぶっているのが、自分でもわかった。



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