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貴女の血を【R18】
第2章 桜降る季節
結局、あのカフェには何度か行ったものの、私たちが行った日にはあの人はいなくて、あの日以来、見てもいない。
そして、私たちは卒業した。
そして、あのカフェのある街から離れた街で私は暮らす。
もう2度と会えないと分かってしまえば、すこし切ない。
もともと、私の一方的な好意で、あの人は、私のことなんて覚えてないかも知れないし…
だから、もう忘れよう。
大学に入ったら、もっといい恋出来るといいな。
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