• テキストサイズ

貴女の血を【R18】

第7章 再会




私は、綾人と春陽の関係を知った。


吸血鬼は血を飲まなくても7,8カ月は我慢できるのだが、その限界を超えると血を欲して正常な行動ができなくなるそうだ。

綾人は定期的に吸血鬼界に帰り血を飲んでいるから正常なのだが、春陽のほうは血を飲まずもう8か月がたつそうだ。
春陽は優秀な吸血鬼だが、そろそろ限界を迎えるだろう。


「合原さん」

私を呼ぶ声。
苗字呼びになぜかがっかりしている私がいる。

そんなことより

「どうしたの?」

「えっと、今から俺は春陽を探しに行くから、ここで待ってて。ここが一番安全だから」

そういうと綾人は立ち上がった。

「私も行く」

私も立ち上がる。
しかし、綾人はダメという。

/ 59ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp