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貴女の血を【R18】

第5章 太陽と海と私たち



AM10:00
私は海にいた。

綾人にカフェに来いとは言われていたけど、海に行く約束の方が早かったし、話聞いてくれないし…

でも、どこか綾人に嫌われたくないって気持ちはある。
おかしいよね。

私には春陽っていう素敵な彼がいる。


「千夜?大丈夫?」

私の顔がそんなに暗かったのか春陽が心配そうに顔をのぞく。

「ううん。大丈夫!」

私が笑顔を作ってそういうと春陽は良かったと微笑む。
心配かけないようにしなきゃね。


今日は、せっかくみんなで海に来てるんだし思いっきり楽しまなきゃ。



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