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貴女の血を【R18】

第5章 太陽と海と私たち



私と春陽が付き合いだして3ヶ月頃。
暑さもしだいに増していって、いわゆる、夏がやってきた。

そして、今日もまた、春陽は私の家に遊びに来ていた。

「あつーい!」

私は、アイスを片手にそう叫んだ。

「もう7月の終わりだもんね。あ、そうだ今度海に行こうよ」

春陽の少しうきうきした顔。
かわいい。

「海?海!!行こう!!」

私は立ち上がって喜んだ。
座って食べてと怒られた私は、莉奈の事を思い出す。

そういえば、莉奈には春陽と付き合うって言ったものの、生では見てないし…あ!そうだ!!

「ねぇ!私の友達も誘ってWデートしよっ!」

「楽しそう!それじゃあ健と那月ちゃんも誘ってみたら?」

「そうだね!たくさんいた方が楽しいよね!」

そうして、私は莉奈と那月と海に行こうと約束した。
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