第4章 新しい恋
私の予想通り、合コン行きだった。
目の周り酷いからっていって、化粧してくれるし、お洒落しないとっていって、かわいい服着せられるし…
那月は、同志なのに女子力高い。
莉奈タイプだな。
そして、コミュ力も高い。
男子にも人気があると思われる。
「千夜!張り切って行くわよ〜!!」
「よっしゃあああ」
深夜テンションって奴か、性に合わないテンションの高さ。
酔っ払いみたいだ。
「かんぱーい」
「私は那月、こっちは千夜ね!千夜は、失恋したばかりだから優しくしてあげてね」
「俺は斎藤 春陽。よろしく」
「僕は松本 健」
それぞれ自己紹介も終わって、那月は健とずっと話してるから、私は春陽と話し始める。
「千夜ちゃん、失恋したばっかりだっけ?辛かったね」
「え、まぁうん」
男の人と話すの慣れてないし上手く話せない。