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貴女の血を【R18】

第3章 桜散る



「あ、ねぇそっちの大学はどんな感じ?」

話題を切り出したのは莉奈だった。

「う〜ん、普通?特に何もないかな。講義は全然おもしろくないし」

「あはは、なにそれ。私も講義は眠くなるかな…あっそうあのね……私の大学に…」

莉奈は大きな目をさらに大きくして私の事を見つめる。

「あのカフェの店員さんがいました〜!!!!」

「あ、へ…へぇそうなんだ〜羨ましいなぁ…」

棒読みになってしまった。
にしても、どういうこと?ちょっと意味わからない。

「あれ?なんかもっと喜んでくれると思ったのに〜」

莉奈は口を尖らせて、少し残念そう。

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