第6章 俺様との再開!
「なんの騒ぎだ…」
一人の男のひとがこっちに向かってきた。
「あ、監督!」
へ、この人が!?
「跡部、こいつは誰だ?」
「青学マネージャーの越前スズナです。監督にこれを渡しに来たようで」
そう言って景吾は、私が持ってきた封筒を監督さんに渡した。
「ふん、なるほどな。おい!」
「は、はい!」
「お前が竜崎先生の言ってた姫か?」
「!?」
な、何で…
「図星か、お前のことは聞いている」
「監督、姫ってまさか…」
「ああ、魔法使いの姫だ」
「なっ!?」
「マジかよ!?」
あ~、ばれちゃった…