第3章 夜逃ゲ×卜×旅立チ

ここは流星街。


幻影旅団のホームである。



「団長！ハンター試験…受けていい？」


静かなこの場所に、私の声が響いた。


私は、もちろん、団長だけに話しかけたつもりだったが、こちらの会話など、旅団員全員に筒抜けだった。


全員
「「「ダメだ／ダメね／ダメよ！！」」」



「即答！？ちょっとは考えてくれてもいいんじゃない！？（泣」


皆の一言が、私の胸にグサッとささる。


…なーんてことはないんだけどｗ←


でも、私もやっぱりこのチャンスを逃すわけにはいかない。


ということで、最終手段だ！！！←



「団長♪」


私は、そう言って、団長のもとに駆け寄った。


クロロ
「ん？どうした？」



「試験の帰り、プリン買ってきてあげるから…ダメ？（上目遣い×首傾げ」


クロロ
「うっ………ダ、ダメだ！」
（危ない…あまりの可愛さに、OKを出しそうになった←）


皆
（団長！よく言った！／よく言たね！／よく言ったわ！）


あっれ〜、おかしいなぁ。


絶対許してくれると思ったのに…


う〜ん。


思った以上にやばいかも！？


私が、そう思っていると…


クロロ
「が、まぁ、お前は俺たち旅団の中で誰よりも強い。それは、皆も身をもって感じているだろう。……今回は、特別だ。……気をつけるんだぞ。」



「え…ホント？……ありがとう！！団長！！」


私はそう言うと、団長の胸に飛び込んだ。


私が一番落ち着く、そんな心音を持つ彼に。


団長
「ただし！一つ、条件がある。この中から一人、について行け。」


ヒソカ
「…ボクが行こう♢丁度、ハンター試験を受ける予定だったんだ♧」


少しの沈黙の後、ヒソカがそう言った。


団長
「…わかった。ヒソカ、お前がついて行け。」


ヒソカ
「了解♤」


.*.。.°❀.*.。.°
おまけ


に抱きつかれた時の団長


団長
（やばい、やばい！！が可愛すぎてやばい！…皆の、視線もやばい！ハンター試験を許した上に抱きつかれているこの状況は、後でどうなるか…！いや、でも、こんな状況なんてそうあるもんじゃないし…！！ry）←←