• テキストサイズ

美少女と飢えた獣【ハイキュー×ダイヤのA】

第1章 少女の運命


私の性別がΩだとわかった日から、私たちの家族の関係が崩れ始めた。


そして、今日。


冷たい目をした、お父さんとお母さんは、知らない男の人を数人連れて、私の部屋にやってきた。



「この子です。いくら位になりますでしょうか?」


お母さんはそう言った。


私は、急な展開に頭がついていかなかった。


知らない男たちから向けられる視線が、妙に気持ち悪い。


私の身体を舐め回すように見たあと、


??
「彼女の支配権をすべて譲っていただければ、1億…でしょうか。」


…なんの話をしているの?



「まぁ!そんなに!?」



「もちろん、支配権は全てお渡しします!」


…本当にお父さんとお母さんなの?


男たちと両親の会話が理解できなかった。


いや、理解したくなかった。


しばらくすると、男たちの内2人が私の腕をおさえて、私を家から連れだした。


振り返ると、そこには、嘲るような笑みを浮かべた両親の姿があった。


私の記憶は、静かに闇へと堕ちていった。
/ 4ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp