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掃除婦の恋煩い

第1章 たかがバイト、されどバイト


今日は5時~11時まで居酒屋の厨房。
12時~6時までコンビニの夜勤。
それから…えーと…何だっけ。。

腕時計に目をやって移動を始める。

「今日は忙しいかな?忙しいと嬉しいな~」

普通は仕事が忙しいと嫌なものだが、はるは忙しいのが好きだ。
暇な仕事なんてつまらない。
何も身につかない仕事なんて意味が無い。
お金を貰うからにはキッチリしっかりと仕事をこなして、結果自分の為にも人の為にもなれば幸い。

世の中、フリーターなんて…と言う人も多い。
正社員がスゴイと言われる時代だし。
でも会社を愛して、やり甲斐を感じられてなければお金以外に獲られる物が無い…。
仕事に生き甲斐を感じて、追求、探求する気持ちが無いのに腰を落ち着けちゃって後悔してない?

ねぇ、それ本当にやりたいことしてるの?

だから私はバイトで生きてる。

たかがバイト、されどバイト。

私は生きていく為に、自分を生かせる場所を見つけるためにバイトをしてる。

今日も私は一生懸命生きれてるかな…?
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