第6章 新しいワタシ
髪がしゅるしゅると伸びる。
髪色も黒に変わる。
え、え、、?と戸惑ってる男の人。
「説明面倒くさいから君には死んでもらうね。どうせその傷じゃあ戦えないでしょ」
長い爪で首元を切り裂く。
返り血をあびて、制服がより一層汚くなる。
「じゃ、とりあえず集合場所まで飛ぶか」
私はジャンプをしたかと思うと、一気に集合場所につく。
だけど、誰もいなかった。それも想定内だ。
ただ、西側の電柱にシノアのリボンらしきものがついている。
それをほどいて私は自分の髪に結びつける。
かわいいな、と私らしかぬ言葉を発して西側にすすんだ。