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終わりのセラフ
第5章 吸血鬼と人間
シノア隊は、合流地点へ向かっていた。
「皆さん、乗れそうな車があればそれに乗って行きましょう」
「おーい、君月!この車直せそうか?」
君月は優が指差す車を見る。
「あぁ!大丈夫そうだ。昔、優が電柱にぶつけた車直したことあるんだぜ。今直しに行くよ」
君月は、車に近付く。
「って、おい!!誰か人が乗っているぞ!!」
「救出しましょう」
シノアはドアを開けて、中に乗っていた人間をおろす。
「って、、おい、、、嘘だろ、、、、お前こんなところにいたのかよ、、みやび、、」
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