第5章 吸血鬼と人間
違う。
ミカエラの側にもいたいけど、、、
優に会いたい!!
違う。
優に死なれなくない!!!
私が強くなって守らなきゃ。
誰よりも強くなって優を守る。
ミカエラも守る。
「まぁ傲慢ね。私が代わりに守ってあげてもいいのよ。
なんて、今は意地悪なこというのやめててあげる」
「ねぇ蛇天門。私を早く起こして。早く優に会わないと」
「そうねぇ、、駄目。ちょっと頑張りすぎだから、少し休まないと、、ね。このままだと、倒れかねないし、、、私の気分が変わってみやびを乗っ取ってしまうかもしれないから、ね」
そう言うと、蛇天門は私に優しく抱きついた。
「そんなことない!!!早く!め、、、ざめ、さ、、、せ、、」