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終わりのセラフ
第1章 はじまり
意識が薄れていく。
でも、確実に何か思い出せそうだった。
吸血鬼、、きゅうけつき、、、、
少しだけ思い出せた。
私の大切な人を殺した。
吸血鬼は憎むべき相手。
こんなところで、こんな吸血鬼に私まで
殺されてしまったら、、、
天国で家族になんて顔で会えばいいのだろうか。
かぞく、、、
お父さんもお母さんもいなかったけど
とても暖かい家族だったことも思い出した。
そして、優。
一緒に脱出、出来たのに殺されちゃうなんて「ごめんね」
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