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終わりのセラフ

第5章 吸血鬼と人間



外は意外にも吸血鬼達がいた。
帝鬼軍の制服の上にミカエラの白いマントをつけてきてよかったと思った。
幸運にも、吸血鬼達に人間だと気付かれることなかった。


だけど、どうやって外に出ればいいのか分からなかった。
思い立ってよく考えずに今に至るけど、もっと考えるべきだったと後悔している。



そこら辺を1人で歩いている吸血鬼に声をかけようか迷いながら歩き回っていると、なんだか懐かしい空間についた。

家族が血だらけになって倒れている映像が流れる。

「こ、ここは、、」

ここは、家族が殺された場所。そして、脱出した場所だった。
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