第1章 第一章
「あ、、うん、、お前の好きなようにやれよ。…くれぐれも誰かに迷惑をかけるなよ。応援するぞ」
自分の初期刀にも同じ事を言ったが、鶴丸にも言う。俺は差別をしないタイプだ。
「そうか、ありがとう主。お陰で自信ができたぞ。」
主もたまには良いこと言うんだな。艶っぽく耳元で呟くと鶴丸は足早に去っていった。俺って良いこと言ってないのかな?
少しの間鶴丸の発言に落ち込んでいると、隣に誰かが座ったようだ。
「主、、どうしたのだ?そんな艶の無い顔をして。鶴に何か言われたのか?」
「宗近、、聞いてたのか?」
「いいや、俺は短刀達の相手で忙しいかったからなぁ、聞いてはおらぬぞ」
そう言って優雅に微笑んだのはこの本丸の五本(以下省略)に入る。三日月宗近であった。