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第1章 第一章



山姥切は鶴丸達が落ち込んでいるのを見て、心底「起きてきたところをアタック」作戦を実行しておいてよかったと感じた。

「だが、一期に先を越されたのは想定外だな」

蛍丸を誘った時に聞いたが、一期は宴会が終わったときにアタックをしたようだ。その話を聞いたとき、なぜ自分はもっと早く誘わなかったのかと悔やんだ。

本来ならば一日中、共にいるつもりだったが、蛍丸と会えるのは早くても午後からだろう。

「な…二人共早すぎるだろう。全く…」

反対側か鶴丸の悔しがる声か聞こえる。今、知ったのだろうか。

鶴丸や三日月が蛍丸を奪うとは思わないが万が一と言うこともある。そうならないように準備をするため、山姥切は炊きたての白飯を口に掻き込んだ。
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