第5章 四番隊のお仕事2
目を覚ますと阿近さんがコップに入れた水をくれた。
死魄装は綺麗に整えられていた。
喘ぎすぎてカラカラだった喉に水を流し込む。
ゴクゴクと一気に飲み干す。
「まだ飲むか?」
優しい声で聞いてくれる。
ドキドキして赤くなる顔を見られたくなくて、俯いて要らないと首を振ると「そうか。」と静かに笑う。
さっきまで散々自分を啼かせた人かと疑うほど落ち着いていて、自分だけが意識しているのが悔しい。
まだ媚薬が身体に残っているのではないか
と思うほど、その薄い唇も、細くて綺麗な指も見るだけでドキドキしてしまう。
顔を赤らめ俯いて黙ってしまった彼女。
瑞原優姫、彼女が寝ている間に調べた名前。
名前を聞く間も無く欲望のまま嬲ってしまった。
媚薬のせいで熱を持った身体に必死で耐えている姿にどうしようもなく欲情した。
媚薬で浮かされた身体を暴いて繋げてしまうのはさすがに可哀想だったが、雄の性が柔らかな膨らみと、可愛い嬌声をたっぷりと堪能することは止められなかった。
「お前、俺の女になるか?毎日可愛がって啼かせてやるぞ。」
甘く囁けば上気した頬に溶けた瞳で見上げてくる。
フルリと震える優姫に我慢出来ず、死魄装の袷から手を滑り込ませて乳首を摘まむ。
「ここも、毎日弄ってエロい色と形に変えてやる。他にも色々教え込んで、快感に溶けて俺の事しか考えられなくしてやるぞ。」
羞恥に染まる瞳も堪らない。
「俺に飼われる覚悟ができたら来いよ。ドロドロに溶けるほど愛してやる。」
俺に溺れてしまえばいい。
囁いて甘い唇に口づけた。