第8章 特別指南 2
急に激しく腰を打ち付けられる。
ぱんっぱんっと肌がぶつかる音が部屋に響く。
「あんっ……あんっ……やぁ……はげしっ……」
ガクガクと身体を揺すられ、突き上げられて一気に快感が押し寄せる。
「くぅっ……はっ……あぁ……」
惣右介さんも切なげな声を漏らして快感を追っている。
「ひぁっあっあぁぁぁーーー!」
嬌声をあげて優姫は絶頂を迎え、蜜壺を締め上げる。
「うっ……はぁ……っ!!」
身体のなかで惣右介さんの熱い楔が膨れ上がり子宮口に熱い迸りが叩きつけるように注がれた。
優姫は尻を高く上げた四つん這いのまま快感にブルブルと震える。
藍染はゆっくりと肉棒を熱い秘裂から引き抜く。
とろり……白濁が秘裂から溢れて伝い流れる。
扇情的なその姿に藍染は恍惚となる。
彼女を支配したような錯覚すら沸き上がる。
腰を崩れるように下ろし、脱力する優姫を仰向かせる。
激しい快感に惚けた顔は涙と涎でぐしゃぐしゃだ。
たまらず口付ける。
こんな彼女の姿、顔を見るのは自分だけだ。
今は、まだ。
その心も必ず手に入れる。
後三日間では難しいかもしれないが……
藍染は決意のように改めて気持ちを強くした。
「身体を流そうか。」
まだ誰も起き出して来ない早朝に二人は藍染専用の浴室へ向かった。
その後ろ姿を見つめる影が一つ。
藍染はチラリと彼女が隠れる廊下の影を一瞥するが、黙って浴室の扉を閉めた。