第8章 特別指南 2
背中をしならせ痙攣する私を惣右介さんは満足そうに見つめながら、手と舌で胸に刺激を与えるのをやめない。
「やぁぁぁー……おかしくっ…なっちゃ……ダメっ……ん、んっ……」
更にかけ上る快感に震えると惣右介さんは思いきり乳首を吸った。
「ひんっ……あっあぁぁぁーー!!」
立て続けの絶頂におかしくなりそうだった。
意識を失いかけた私の着物の裾が捲り上げられた。
「や、あ……」
力の入らない身体で抵抗らしい抵抗も出来ない。
惣右介さんの目に太ももや下着が晒される。
「綺麗だ……白くて、柔らかで……」
するりと太ももを撫でられる。
「あ……」
恥ずかしさで赤く染まる頬。
横を向いて羞恥に絶える。
惣右介さんが左足の膝裏に手を入れて持ち上げ、足を開かせる。
持ち上げた膝に口づけを落とす。
「やっ、ダメですっ……」
たまらず見上げる。
惣右介さんは私の顔を見ていた。
羞恥に絶えて泣きそうになっている私を、見たこともない妖艶な目で見つめていた。
その目を見た瞬間、身体から力が抜けた。
まさに腰が砕けたのだ。
惚けた様にくたりと力が抜けた私と見つめあったまま、チロリと舌を出した惣右介さんは膝から太ももを舐めあげる。
「あっ……やっ……」
ももの内側を強く吸い上げる。
紅い花びらが舞った……
何度も、何度も口づけて紅い痕を残す。
反対のももにも紅い花びらがいくつも舞った。