第7章 心の高鳴り
そして保健室にいて30分を経過した。
「……あーそういえば日向たちに言うの忘れてたな。」
でも今ここを離れるわけには行かない。
離れたらまたさっきみたいに優里ちゃんが
悪い夢を見てしまうかもしれない。
だから離れられない。
多分後でしばかれるだろう…。
星野「スー……。スー……。」
「………////。」
それにしても
優里ちゃんの寝顔が可愛い。
いつも頑張っている優里ちゃんも可愛いが
寝ている優里ちゃんも可愛i………。
「…って何俺言ってるんだ///」
まるで口説いてるみたいじゃねーかよ。
まぁー実際本人寝てるからいいけどさ。
でも最近思う。
優里ちゃんの頑張ってる姿を見ると
頑張ろう!って気持ちになる。
優里ちゃんが喜ぶと
俺も喜んでしまうし
優里ちゃんが悲しそうな顔だと
俺も何故か悲しくなってしまう。
そして優里ちゃんが笑顔だと
何故かドキドキする。
あと名前を呼ばれる時も
たまにドキッとなったり
最近の俺は変だと思う。
………というか
始めて優里にあった時から変だと思う。
あの時からドキドキしたり
優里ちゃんのことを考えてしまったりと
いろいろあった。
この感じは一体何だ?
そう思っていると保健室の扉が開いた。