第7章 心の高鳴り
?「やはりここにいましたか。」
「黒子!!」
そこには黒子がいた。
しかしなんで俺がここにいることがわかったんだ?
黒子「声がでかいですよ。優里さんが起きてしまいます。」
「あ、ごめん。…ところでなんで俺がここにいることがわかったんだ?」
黒子「そうですね。最初は伊月さんをまとうとしたのですが日向先輩が『あんなの待たなくてもいいわ!どうせダジャレのネタを必死に考えてんだよ!』っと言ったので伊月さん抜きで練習をはじめました。」
「日向ひどいな笑。」
黒子「そしてその後に監督が来て『優里ちゃんみかけなかった?』と聞いてきて皆優里さんが来ないのを疑問に探すことにしたのです。」
「俺はどうなったんだよ。」
黒子「それで僕が体育館裏に行ったらボトルが数個落ちていて、そこに伊月さんのタオルも落ちていたので、監督に事情を説明してここに来たという流れですかね。」
「そうだったのか。」
あのあとみんなで探してたんだな。
まぁー俺探しではなかったがな笑
黒子「………やはり優里さん倒れてしまったんですね。」
「やはりってどう言うことだ?」
黒子「優里さん今日の朝から顔色が悪かったんですよ。本人は大丈夫と言っていましたが……。」
「……なるほどね。」
黒子「…ところで伊月さん。なんで優里さんの手を握っているんですか?」
「あ………。」
しまった!
これでは変な誤解をされてしまう!
そんなこと知れ渡ったら監督に殺される!
「いや!黒子!これは、だn…「伊月さんは優里さんのことが好きなんですか?」………え?」
予想外の言葉に俺は固まった。
俺が…
優里ちゃんの事が
好き……?